2025/04/02投稿者:スタッフ

【2025年最新】レオパレス21の年収は?建築設計・施工管理職のキャリアを徹底解説

【2025年最新】レオパレス21の年収は?建築設計・施工管理職のキャリアパスを徹底解説

こんにちは。建築設計者・施工管理者専門の転職エージェント「ガウディキャリア」です。今回は、全国に多数の賃貸物件を管理・運営する大手企業「レオパレス21」について、建築設計職・施工管理職を中心に、年収や業務内容などを徹底解説します。

転職を検討されている方はもちろん、将来のキャリアプランを考えている方にも参考になる情報をお届けします。

この記事のポイント

  • レオパレス21の施工管理職の平均年収は約600万円(全国平均より13~15%高い)
  • リモートワーク、フレックスタイム制など柔軟な働き方を実現(月平均残業時間は16.4時間)
  • 1973年創業、賃貸住宅の管理・運営を中心に事業を展開
  • 完全週休二日制(土日祝休み)、年間休日124日以上、育休取得率の高さが特徴
  • 建築設計職と施工管理職それぞれの業務内容と魅力を詳細に解説

レオパレス21とは?

株式会社レオパレス21は、賃貸住宅の管理・運営を中心に事業を展開する大手企業です。1973年の創業以来、アパート建築事業や賃貸管理事業を主軸として成長してきました。賃貸住宅の建築から管理・運営までを一貫して手掛けることが強みです。

企業基本情報

商号 株式会社レオパレス21
設立 1973年
本社所在地 東京都中野区本町二丁目54番11号
事業内容 賃貸住宅の管理・運営、アパート建築、シルバー事業など
売上高 4,226億71百万円(2024年3月)
特徴 全国に多数の賃貸物件を管理・運営

レオパレス21の特徴と業績

レオパレス21の強みは、賃貸住宅の建築から管理・運営までを一貫して手掛けることにあります。自社で設計・建築した物件を長期にわたって管理することで、入居者の声を直接設計や施工にフィードバックできる体制を構築しています。建築設計者や施工管理者にとっては、自分が関わった物件の長期的な状態を見守ることができる点が大きな魅力となっています。

2024年3月期 業績ハイライト

  • 売上高:4,226億71百万円(前期比+162億22百万円)
  • 売上総利益:688億35百万円(前期比+155億49百万円)
  • 営業利益:233億13百万円(前期比+134億34百万円)
  • 経常利益:194億76百万円(前期比+129億49百万円)
  • 純利益:420億62百万円(前期比+222億51百万円)

入居率は計画を若干下回るものの、家賃単価の上昇により増収を達成しており、安定した業績を維持しています。

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レオパレス21の平均年収

レオパレス21の年収は、職種や経験によって異なりますが、特に建築設計職と施工管理職は比較的高い水準にあります。ここでは、各職種の平均年収や年収幅について解説します。

レオパレス21の平均年収データ

職種 平均年収 備考
会社全体 約500万円~560万円 情報源により若干の差異あり
施工管理職(木造含む) 450万円~720万円 経験・スキルにより変動
建築意匠設計 500万円~700万円 経験・スキルにより変動
内装設計 495万円~700万円 経験・スキルにより変動
不動産開発企画 840万円~1040万円 経験・スキルにより変動

施工管理職の平均年収は約600万円前後で、全国平均と比較して13~15%高い水準にあります。これは、レオパレス21が技術職の専門性を高く評価していることの表れと言えるでしょう。

※年収に影響する主な要素としては、経験年数、保有資格(一級建築士、一級建築施工管理技士など)、担当プロジェクトの規模や複雑さ、役職(主任、課長、部長など)が挙げられます。

役職・年次別の年収目安

レオパレス21の役職・年次別の詳細な年収データは公開されていませんが、一般的な建設業界の役職別年収を参考に、以下のような目安が考えられます。

役職・年次 推定年収
新入社員(20代) 420万円~450万円
中堅社員(20代後半~30代前半) 500万円~600万円
主任クラス(30代) 600万円~800万円
課長クラス(40代前半) 700万円~900万円
部長クラス(40代後半~50代) 900万円~1,100万円以上

※あくまで目安であり、個人の実績や能力によって大きく異なります。

レオパレス21の給与体系

レオパレス21では、基本給に加えて、業績に応じたインセンティブ制度も導入されています。特に一級建築士や一級建築施工管理技士などの資格を持っている場合は、より高い年収が期待できます。また、資格取得支援制度も充実しており、キャリアアップによる収入増加の道筋も明確です。半期ごとの評価により、実績に応じた昇給やボーナスが支給される仕組みとなっています。

レオパレス21の施工管理職の仕事内容

レオパレス21の施工管理職は、物件の保守メンテナンスと改修工事を中心に、現場の安全管理、品質管理、工程管理を担当します。ここでは、その具体的な業務内容や求められるスキル、やりがいなどについて解説します。

施工管理職の主な業務

レオパレス21の施工管理職は、主に以下の業務を担当します。日頃から物件の状態を確認し、必要な保全・改修工事を指揮します。

  1. 物件の保守メンテナンス
    • 定期的な点検と状態確認
    • 予防保全の計画立案
  2. 改修が必要な箇所の営繕工事
    • 外壁塗装や防水工事の計画・監督
    • 設備更新工事の進行管理
  3. 安全管理
    • 現場で働く作業員の安全確保
    • 安全対策の立案と実施
  4. 品質管理
    • 満足度の高い仕上がりの保証
    • 品質基準の遵守状況確認
  5. 工程管理
    • 予定期間内での作業完了
    • 各工程の進捗状況管理

求められるスキルと資格など

求められる要件

  • 現場管理の基礎知識
  • コミュニケーション能力
  • 問題解決能力

あると望ましい資格

  • 一級建築施工管理技士
  • 二級建築施工管理技士
  • 建築士(一級・二級)

望ましいスキルや性格

  • 計画性・段取り力
  • 協調性・チームワーク
  • 細部への配慮

施工管理職のやりがい

レオパレス21の施工管理職の最大のやりがいは、自分の裁量で現場を動かせる点です。施工計画の策定から現場監督としての管理まで自分の裁量で進められるため、仕事への達成感が大きいと言えます。また、入居者の快適な生活を支える重要な役割を担っていることも大きなやりがいです。わからないことは同僚がサポートしてくれるチーム体制も整っており、安心して仕事に没頭できる環境があります。さらに、完全なる土日祝休日制を採用しているため、ワークライフバランスも取りやすく、プライベートの時間も大切にできる点も魅力的です。

レオパレス21の建築設計職の仕事内容

レオパレス21の建築設計職は、自社管理の賃貸住宅の新築工事における設計業務を担当します。ここでは、その具体的な業務内容や求められるスキル、やりがいなどについて解説します。

建築設計職の主な業務

建築設計職は、クライアントの要望を形にし、実際の建物を設計する重要な役割を担います。具体的な業務内容は以下の通りです。

  1. 基本設計
    • 契約に関わるプランニング
    • パース作成
    • 建物案内の準備
  2. 実施・詳細設計
    • 契約物件に関わる一般図作成
    • 詳細図作成
    • 施工図の精査
  3. 商品開発
    • 新しいアパート商品の開発
    • 仕様検証
    • コンセプト立案
  4. 関係各所との調整
    • 社内の他部署(施工管理、営業など)との連携
    • 社外の関連業者との調整
  5. 設計監理
    • 施工段階での設計意図の伝達
    • 設計変更への対応

求められるスキルと資格など

求められる要件

  • 建築設計の基礎知識
  • CADなどの設計ツールの使用経験
  • コンセプトを形にする能力

あると望ましい資格

  • 一級建築士
  • 二級建築士
  • インテリアコーディネーター

望ましいスキルや性格

  • 創造性・デザインセンス
  • プレゼンテーション能力
  • 論理的思考力

建築設計職のやりがい

レオパレス21の建築設計職の魅力は、設計から実現までの一貫した関わりが持てる点です。自社で管理・運営する物件の設計を担当するため、設計した建物が実際に建築され、長期にわたって使用される様子を見守ることができます。また、短期的な利益だけでなく、長期的な管理・運営を見据えた設計ができるため、より実用的で持続可能な建築設計に取り組むことができる点も大きなやりがいです。多様な物件の設計に携わることで、設計スキルを幅広く向上させる機会も豊富にあります。

レオパレス21で求められる人材・スキル

レオパレス21の建築設計職・施工管理職で活躍するために求められる人材像やスキルについて詳しく解説します。

求められる人材像

自分の意見を持ち、考える姿勢がある人

疑問や不安が生じた際、上司や同僚に相談する前に予め本やインターネットで調べ、自らの意見を持った上で相手の意見を聞くことができる人材が評価されます。

業務効率の向上を意識できる人

限られた時間で最大限のパフォーマンスを発揮するため、効率よく業務を進めることを意識できる人材が求められます。

チームワークを大切にできる人

建築プロジェクトは多くの関係者との協働で進められるため、コミュニケーション能力とチームワークを重視できる人材が歓迎されます。

必要なスキルと経験

レオパレス21で働くために必要なスキルと経験について解説します。

業務経験

  • 建築設計の実務経験
  • 施工管理の実務経験
  • 関連業界での経験

学歴・バックグラウンド

  • 建築学科出身者
  • 工学部・理系学部出身者
  • 関連分野の専門学校卒業者

資格取得支援制度

レオパレス21では資格取得支援制度が充実しており、以下のような資格の取得をサポートしています。

資格名 サポート内容
一級建築士 受験料等補助
二級建築士 受験料等補助
一級建築施工管理技士 受験料等補助
二級建築施工管理技士 受験料等補助

レオパレス21の福利厚生・働き方

レオパレス21の特徴的な福利厚生や働き方について詳しく解説します。

柔軟な働き方

レオパレス21では、ワークライフバランスを重視した柔軟な働き方を推進しています。

リモートワーク

一部の業務ではリモートワークも活用されており、効率的な業務遂行が可能です。また、発注者サイドの自社メンテナンス案件がメインのため、上流高工程の管理が多く、デスクワークの割合も他社に比べると多いです。

フレックスタイム制

一部部署ではフレックスタイム制を導入しており、個人のライフスタイルに合わせた勤務が可能です。始業時間を15分単位で変更することができ、柔軟な働き方を実現しています。

その他の制度

  • 社用車での直行直帰可能
  • 時間単位での有給休暇取得
  • 半休制度

休暇・休日

レオパレス21では、十分な休暇取得を推進しています。

項目 詳細
年間休日 124日以上
休日形態 完全週休2日制(土日祝休み)
有給休暇 時間単位での取得可能
育児休暇取得率 男性36%、女性119.6%(全産業平均を大幅に上回る)

充実した福利厚生

レオパレス21では、社員の生活を支える様々な福利厚生制度を用意しています。

  • 各種社会保険完備:健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険
  • 退職金制度:勤続3年以上が対象
  • 住宅手当:3万円~5万円
  • 家族手当:子供一人につき1万円
  • 社員寮・社宅制度:自己負担3万円~
  • 各種研修制度:キャリアアップをサポート

レオパレス21への転職事情

レオパレス21への転職を検討すべき人や、転職のポイントについて解説します。

レオパレス21への転職を検討すべき人

  • 建築設計・施工管理のスキルを活かしたい人

    レオパレス21では、建築設計から施工管理まで幅広い技術職のポジションがあります。自分の専門性を活かしながら、多様なプロジェクトに携わることができます。

  • ワークライフバランスを重視したい人

    完全週休2日、年間休日124日以上、月間残業時間16.4時間程度、直行直帰がOKと、建設・不動産業界の中ではワークライフバランスに配慮した勤務体系となっています。家庭との両立や自己啓発の時間を確保したい方に適しています。

  • 安定した企業で長期的にキャリアを築きたい人

    レオパレス21は長い歴史を持つ大手企業であり、安定した環境でキャリアを築くことができます。また、資格取得支援制度も充実しており、継続的なスキルアップが可能です。

転職のポイント

レオパレス21への転職を成功させるためのポイントを紹介します。

アピールすべきポイント

  • チームワークを重視する姿勢
  • 効率的な業務遂行能力
  • 自己研鑽への意欲

面接対策

  • 技術的なスキルや経験をわかりやすく説明
  • コミュニケーション能力をアピール
  • 長期的なキャリアビジョンを準備

転職エージェントの活用

  • 建築・不動産業界に強いエージェントを選択
  • 非公開求人情報の入手
  • 面接対策や条件交渉のサポート

よくある質問

Q1: レオパレス21の施工管理職の平均年収はいくらですか?

A1: レオパレス21の施工管理職の平均年収は約580万円~620万円程度です。経験や保有資格によって変動し、全国平均と比較して13~15%高い水準にあります。

Q2: レオパレス21の建築設計職に必要な資格はありますか?

A2: 必須ではありませんが、一級建築士や二級建築士の資格を持っていると有利です。未取得の場合でも、入社後に資格取得支援制度を利用して取得を目指すことができます。

Q3: レオパレス21の施工管理職の残業時間はどれくらいですか?

A3: 施工管理職の残業時間は月平均16.4時間程度と、建設業界の中では少ない傾向にあります。ワークライフバランスを重視した勤務体系となっています。

Q4: レオパレス21は未経験者の採用はしていますか?

A4: 基本的には建築業務の経験者を募集していますが、建築関連の学部出身者や関連資格を持つ方であれば、未経験でも採用される可能性があります。詳細はご相談ください。

Q5: レオパレス21の面接ではどのような質問がありますか?

A5: 技術的なスキルや経験に関する質問のほか、チームワークやコミュニケーション能力、問題解決能力を確認する質問が多いようです。また、ワークライフバランスに対する考え方や長期的なキャリアビジョンについても聞かれることがあります。

まとめ:レオパレス21は建築設計者・施工管理者にとって魅力的な環境

レオパレス21は、建築設計者・施工管理者にとって多くの魅力を持つ職場です。約600万円前後の平均年収、リモートワークやフレックスタイム制などの柔軟な働き方、完全週休二日制の充実した休日など、ワークライフバランスを重視した環境が整っています。

施工管理職では物件の保守メンテナンスから改修工事の管理まで幅広い業務に携わることができ、建築設計職では基本設計から実施設計、商品開発まで様々な設計業務を担当することができます。どちらの職種も、自分の専門性を活かしながら長期的なキャリア形成が可能です。

特に以下のような方にとって、レオパレス21は魅力的な転職先となるでしょう。

  • 建築設計・施工管理のスキルを活かしたい方
  • ワークライフバランスを重視したい方
  • 安定した企業で長期的にキャリアを築きたい方
  • 資格取得などでスキルアップを目指したい方

建築設計者・施工管理者として転職を検討されている方は、ぜひレオパレス21も選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

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参考情報:

  • レオパレス21 公式サイト:https://www.leopalace21.co.jp/
  • レオパレス21 採用サイト:https://www.leopalace21.co.jp/recruitment/